発声の仕組みについて
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STEP2
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ノドでお悩みの方へ
ノドの問題でお悩みの方は本当に多いですね。他人から見ると、外傷が有るわけではないし、熱が出て起きられないというわけでもないので軽く見られがちですが、ノドを痛めているご本人にとっては大問題で、他人が考えている以上にご本人の苦痛やストレスは非常に大きなものでしょう。お察しします。
歌の歌いすぎであったり、仕事上のノドの酷使であったり、スポーツの無理な声だし等々、原因は様々でしょうが、結局、ノドの酷使、つまり、使いすぎということに行き着いてしまうのでしょう。
しかし、ノドの酷使と一口に言っても、事は簡単ではないと私は思うのです。
現実にノドに障害が起きているわけですから、治癒のためにも、とりあえず、ノドを休めることが大事です。しかし、ノドを休めることで問題が解決するのでしょうか?
もちろん、ケース・バイ・ケースでしょうが、ほとんどの場合はそうではないでしょう。
つまり、大好きな歌を歌うことをやめて、それでオッケーですか?仕事上、声を出さないわけにはいかない人はどうしますか?
私のこのホームページでも述べていますが、私たち人間は、誰でも言葉を話すだけではもったいないほどの立派な発声器官を生まれながらに持っています。
しかし、我々は、長い間、声をだすことにおいて抑制された環境の中で日々の生活を送っているうちに、その立派な発声器官をフルに使う能力を眠らせてしまっているのです。
通常の生活を送るだけならば、それで問題はないのですが、たまたま、その貧弱な状態の発声器官に過度の働きをさせてしまったということではないでしょうか?
つまり、こういうことです。私たち人間は、10の処理能力のある発声器官を誰もが持っています。しかし、長い間2~3しか使っていないので、いつのまにか3しか使うことが出来なくなって、後の7の使い方が分からない状態になっていると思ってください。そこへ、たまたま4~5の声を使おうとしたら無理が出てしまったのです。
荒れてしまった発声器官の処理能力は当然1~2に落ちているでしょう。うまく回復させても、3にしか戻りません。
ヴォイストレーニングの過程は、この眠っている発声器官の使い方を呼び覚ましていくということなのです。あなたの声の処理能力を上げてみてはいかがですか?
お近くの、声をきちんと作ってくださる「ヴォイストレーニング教室」(声楽教室等々)を尋ねてみてください。案外、楽に問題解決が出来るかもしれませんよ。
尚、ホームページ上では、なかなか詳しい指導内容は書くことが出来ないのですが、メール等でお問い合わせいただければ、出来るだけのことはさせていただきますので、ご相談ください。当教室への入会勧誘や、費用のご心配はご無用です。
ちなみに、声をかばって話し声を「ささやき声」にしてはいませんか?「ささやき声」はノドに良くありません。気をつけてください。おだいじに。