よくあるお問い合わせ


Q ノドが弱いのですが、話す声も良くなるのですか? 

A 私たちの発声器官は、歌を歌うために作られたような立派なものなのですが、現在の私たちの多くは、その一部分だけしか使っておらず、主要な部分を眠らせてしまっている状態なのです。ノドが弱いというのは、その一部分だけが働いている発声器官を酷使しているということなのではないでしょうか。ヴォイストレーニングとは、その眠っている発声器官本来の能力を呼び覚ます作業なのです。本来の力を発声器官が取り戻せば、話し声自体も改善されますし、ノドが弱いと感じることはなくなると思います。 

Q イメージトレーニングって難しいのですか? 

A そんなことはありません。歌を歌うときに何らかのイメージを想像しながら歌っていただくだけです。個人差はありますが、一回歌っただけで抜群の効果が得られる方がおられます。声そのものが良くなるばかりじゃなくて、フレーズの繋がりも良くなり、曲全体のスケールが大きくなります。 

Q 高い声が出にくいのですが、出るようになるのですか? 

A もちろんです。今、歌っているときに高い声の部分だけを頑張って出そうとしていませんか?問題は、高い音の声そのものを出そうとする意識がノドに過度の負担を強いているのです。高い声を恐れるのではなく、曲全体を大きなスケールで歌うことが大事です。「高い声は出なければ出ないでいい」くらいの気持ちで歌ったほうが良い結果が生まれます。アレッという感じで出てしまいます。